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イノさん ご来田

田んぼを回ると、毎年見掛ける掘り返しや、稲を倒した跡。


ヤツだ。ヤツが来たんだ。毎度そんなことを思う訳です。最近、特に多いのです。


むうっ?


↑ ヒョコっと参上
↑ ヒョコっと参上

あーっと。

遠くから見ても分かるシルエット。

猪です。辺りを警戒してます。


つい最近までは人のいない時間帯に来ていましたが、朝から顔を出すことにした様です。


↑ 大きくないけど、素早い
↑ 大きくないけど、素早い

↑ あ、ああ〜っ。田んぼに入ってしまう…
↑ あ、ああ〜っ。田んぼに入ってしまう…

周囲に問題なしと確信したのか、そのまま田んぼに入ってしまいました…。


状況確認がしたいけど、どうしようか。

猪は本来臆病な性格です。積極的に襲っては来ないと思います。


少し考えた後、軽トラで近くに向かいました。歩きでは出会いたくありません。


↑ 大事な稲が…。これはいけない
↑ 大事な稲が…。これはいけない

ああ、荒らされてるなぁ。

何処に行ったんだろう?

刺激するのはNGだと思いますが、このまま日中のお気に入り場になるのも困ります。


一度だけクラクションを鳴らしてみましょう。エイッ(プッ)!


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と押した瞬間、すぐ横からイノさんが飛び出して来ました。ちょっと驚きました。



↑ 草むらへ一直線。速い速い
↑ 草むらへ一直線。速い速い

↑ 沼田場かな
↑ 沼田場かな

田んぼには猪の食べ物がありますし、泥浴びをする『沼田場(ぬたば)』が作られた所も。


この圃場にも隣接した水田にも、猪が入った跡が幾つもありました。きっとまた来ると思います。しかし、広い圃場は電柵設置も難しいため、有効な対処策は中々思い浮かびません。


それでも、歩いて田んぼを回っている際に出くわしたくないので、「ブヒブヒ。この時間帯は行くのをやめておこう」とでも思ってもらえたら有難い。


猪専用の圃場があれば、そちらに行ってくれるのだろうか。いや、そんな土地は無いか。このアイディアは没と…。


そんな事を考えながら、この日も田んぼの水管理を続けたのでした。

うーん。本当に何か、妙案はないものか…。


それでは、今回はこの辺で。


また!

 
 
 

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