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倒れた稲を刈る

先日、収穫した籾の運搬のため、稲刈中の圃場に行く機会を得ました。


今回の話は、その時の様子についてです。


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上の写真は、倒伏したコシヒカリ。

かなりの倒れっぷりです。


この様な稲をいつも通りに刈ろうとすると、土ごと稲株を引き抜いてしまったり、それが原因でコンバインを詰まらせることがあります。


詰まるとそれを取り除くのも大変なので、なるべく綺麗に刈りたいのがオペレーターの心情というもの。



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こうした場合は、稲が倒れている方向に向かって収穫する、『追い刈り』が有効です。



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倒れた稲は引き起こされて、刈り取られていきます。それにしても、スイスイ刈り取る技は見事。


私も去年、先輩と酷く倒れた稲をヒーヒー言いながら刈ったのを思い出さずにはいられません。



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いつの間にか、2台目と3台目のコンバインも集まりました。真ん中のコンバインは稼働2000時間超でトラブル多発。いよいよ引退かという時期です。


代わりに、先日3台目(左手前)が導入されました。


刈手(オペレーター)曰く、倒伏した圃場の田面が柔らかいと収穫の難易度がさらに高まるけど、この圃場は田面が固くて、まだ刈り易かったとか。


私自身、去年までの3年間、ぬかるんだ圃場での稲刈は大変と感じたので、なるべく刈りやすくて、その後のロータリー耕などもやり易い状態を目指そうと思います。


今年はコシヒカリだけでなく、倒伏耐性がある『にじのきらめき』も倒れましたし、飼料米の『夢あおば』も倒れてきています。


原因を考えて、来季は改善を図らねば。



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そんな訳で、この先も倒れた稲が多くて苦労しそうですが、何とか無事収穫される様に祈るばかり。


それでは、また!

 
 
 

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