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SDPC 田んぼの生き物

お盆休み明け。


柏染谷農場は、8月17日から営業再開しました。


私は引き続き、水管理を担当。

田んぼに水を入れたり、逆に、稲刈りに備えて乾かしたり。


利根川の水が使えるのは、今年も8月20日がラスト。井戸水を引いている圃場は、もう少し先まで水を入れることが出来ます。


今回は久し振りのSDPC(Somedana Photo Club)投稿です。


題材は定番の、圃場に集まる生き物。登場する面々も多くは以前に登場していますが、ご覧ください。



↑ 4月30日に見たホウネンエビ
↑ 4月30日に見たホウネンエビ



ホウネンエビ…だと思います。

実物はもっと緑で、尻尾の先が赤かったかな。


水が無くなるまでの生命で、翌年はまた田んぼに水を張ると、残された卵から新たな生命が生まれるとか。 


儚いけど、毎年命は繋がっています。

来年も見れるかな。



↑ 7月4日撮影のアメリカザリガニ
↑ 7月4日撮影のアメリカザリガニ

5月頃からよく見たザリガニ。今年は本当に多かったです。田んぼに水が無くなっても、土中で越冬するものもいます。


彼らが開けた穴を見付けては直す。

そんな日々も、何となく記憶に留めたく思っての撮影でした。


穴と言えば、モグラやネズミ、イタチも見かけましたが…。


「田んぼから水が流れ出るような穴は開けないでくれー。貫通穴は勘弁してくれー。」

何度も心でそう叫んだっけ。


他の農家さんもそんな気持ちではないか、と想像します。



↑ 6月27日に撮影
↑ 6月27日に撮影

穴掘り名人としてはやはり、カエルも外せません。大きいのもいますが、上の写真の様に小さなカエルもいます。


畦道を歩くと次々に目の前を飛び跳ねる。その数が本当に多くて、印象に残りました。


これまでも何度かカエルは撮影しましたが、

手を出したところ乗ってくれたので、記念撮影です。このサイズ感が伝わるかなと。



↑ 6月20日のトンボ
↑ 6月20日のトンボ

こちらのトンボは、水管理で次の田んぼに行くため軽トラに乗り、ドアを閉じようとしたところで手首に止まりました。何だか面白く感じての1ショット。


トンボも日陰がいいのでしょうか。窓を開けていると、車に入ってきては止まるものがたまにいます。



↑ 8月1日の撮影
↑ 8月1日の撮影

他にも、7月頃から飛び回る数が増えたバッタが止まってきたり。こんな時は、ついレンズを向けてしまうのです。

腕を振って歩いていると、私の指に止まるバッタもいて、その技が凄いなと感心します。


ちなみに、上の写真で私が手にしているのは、スコップです。穴修繕のため、ほぼ持ち歩いています。


今年はヘビも多く見ました。

詳しくないけど、多くはシマヘビかアオダイショウで、出会った瞬間に逃げて行きます。



↑ 6月16日 ヤマカガシ
↑ 6月16日 ヤマカガシ

逃げないヘビもいました。

上の写真はヤマカガシ。

知らない種類だったのですが、その派手な色を見て、毒ヘビかなと想像します。


畦道にて、微動だにせず。

道を譲って欲しくて、粘る私。


ほんのり写欲が高まり、撮影しようと近寄ると、頭を上げて、派手な縞模様を見せつけるように平べったくなりました。何か警告してる感じがします。


スマホで調べると、このヘビが2種類の危険な毒を持つことと、背中を向けたまま毒液を飛ばしてくると知りました。怖い怖い。

危険を回避して、水管理を続けた私。



↑ 8月3日 撮影
↑ 8月3日 撮影

タヌキはたまに見ます。畦道には、ナワバリを主張するフンがあちこちに。見掛けると大抵は田んぼに逃げ込むのですが…。


この3匹はこちらに気付かないのか、落ち着いた感じ。何か獲物を探していました。

稲刈りまで、きっとこの辺に留まるのだろうな。



↑ 8月9日 撮影
↑ 8月9日 撮影


イノシシ。今年はやはり多いです。

環境に慣れてしまったのか、車通りが近いのに、ご機嫌な感じで歩いていました。

サイズは、中型犬より大きかったです。


刺激しなければトラブルにはならないと思いますが、追突されたら、私は吹き飛ぶでしょう。


いつもしているイメージトレーニング通りに華麗に跳んで躱(かわ)すのは、とても難しいハズです。


圃場は自然豊かで魅力がありますが、毒ヘビやイノシシがいることを考えると、緊張感は必要かなと思います。油断大敵なのであります。


それでは、今回もこの辺で。

またの機会に!


※件名のSDPCは 、Somedana Photo Club(そめだなフォト倶楽部)の略で、私がつい撮影してしまった写真などを紹介しています。

 
 
 

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