4月からの田植えに備えて、田んぼ周りでは様々な手入れを行なっています。
排水路関連の整備もそのひとつ。
シーズン中、田んぼを使っていると、少しずつ田んぼ周りから流れた土が、排水路に堆積していきます。
そうして土が溜まっていくと、大雨の際は排水路に水が溢れ、田んぼから不要な水が抜け難くなったり、排水から田んぼに水が逆流することもあります。
田植えから間もない時期ですと、稲は頭まで浸水し、呼吸が出来ずに溶けて、消えてしまう恐れもあるのです。
この様な状況を防ぐために、定期的に排水路の土を掻き出すなどの整備を行っています。
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写真はその作業風景。
スコップで穴を掘る先輩と、後ろに控えるショベルカーです。
ショベルカーはユンボや油圧ショベル、
バックホー(backhoe)とも呼ばれています。短い呼称が楽ですが、ここからはバックホーと記載したいと思います。
バックホーと聞いてもイメージが浮かばず、意味を調べてみました。
hoe(ホウ)には『土を起こすシャベル(ショベル)状の道具』や『クワで掘る』などの意味があり、バック(back)には『後方に』という意味があります。
後方(手前)にショベルを引き戻す動きをする掘削機、ということで得心しました。
バックホーがあれば穴掘りに人力は不要かと思うかも知れませんが、排水路には田んぼから繋がる暗渠の管が複数あり、これらを誤って重機で割ることがない様、露出させています。
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上の写真がその管です。
田んぼに水を張る4月始めには水を保持するため、管の先端にキャップを取り付けます。
その他に、田んぼから排水路に水を出すときに使う『落水管』があります。
状態をチェックして、破損した物を修繕或いは交換したり、位置調整などを行っています。
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数が多いので、これも中々ハードな作業です。
それでは今回はこの辺で。また!