都心から30km余り、東京の通勤圏内で都市化が進む千葉県柏市の郊外にあります。
米145ha(みらい農場含む)ジャガイモ2ha、小麦30ha、大豆22haのほか、
飼料用米の栽培も行い、ラジコンヘリの利用や、GPS田植機の導入など近代的な農業とともに、
消費者による「米クラブ」の活動や、保育園、小中学生の米づくり体験など、幅広い生産者と消費者の交流事業を始めた。
●機械施設
トラクター7台
田植機8条2台
コンバイン6条3台
汎用コンバイン1台
トラック2t 3台
フォークリフト2台
籾すり機6インチ
乾燥機70石4基
精米施設
籾乾燥貯蔵施設
育苗ハウス10棟
米倉庫
【関連会社】
(有)アグリプラス 農産物直売所【かしわで】および農家レストランを運営する法人
(有)柏みらい農場 河川敷の休耕地を農地に復活させ、米麦・野菜を経営する法人
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一般のお客様・メディア関係者・各公的機関・視察研修・栽培管理に関することなど
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『日本の食料は今!』 2018.04.01 株式会社柏染谷農場 代表取締役染谷茂
食料事情について知ってもらいたい!
・食料自給率 昭和40 年 73% (52年前)
(カロリーベース) 平成28 年 38%
・穀物自給率 昭和40 年 62% (52年前)
(飼料用含む) 平成28 年 28%
・耕地面積 昭和36 年 609 万ha (56年前)
平成29 年 444 万ha
(輸入する穀物・飼料等が必要とする外国の農地1,080 万ha、
国内外の農地を合わせると1,524 万ha が必要になる)
・農業総産出額 昭和59 年 11. 72 兆円 (33年前)
平成28 年 9.20 兆円
・総農家数 昭和25 年 618万戸 (67年前)
平成2 7 年 216万戸
販売農家数 133万戸 (うち主業農家数29 万戸)
・農業就業人口 昭和35 年 1,454 万人(調査開始年)
平成2 9 年 182 万人 (65歳以上が65%)
・基幹的農業従事者 昭和3 5 年 1,175 万人(調査開始年)
平成28 年 151万人 (65歳以上が66.4%)
これからどうなるのか?
・世界の人口は74 億人(2015 年)、世界の栄養不足人口は8 億1, 5 0 0 万人。
2050 年の世界人口は98 億人まで増加。
・自然の中でリスクを負っての食料生産
輸出国で自然災害が発生しても豊富に輸入できるのか
・自動車や他の輸出産業が低迷して国際収支が悪化、外貨が少なくなったら
・大きな人口を抱える中国、インドの食生活の変化による穀物・飼料の逼迫
・主食の米が余っている。しかし、なぜ今まで米が日本の国の主食であったか
・所得が低い、重労働、誇りの持てない農業
・農地の荒廃と後継者の不足• まだまだ続く農家の米離れ、農業離れ
・日本の国の食料を、農業をどうするか農家だけの問題ではない
消費者自身が自分達の食料を心配する時代が来るのではないか