都心から30km余り、東京の通勤圏内で都市化が進む千葉県柏市の郊外にあります。
米145ha(みらい農場含む)ジャガイモ2ha、小麦30ha、大豆22haのほか、
飼料用米の栽培も行い、ラジコンヘリの利用や、GPS田植機の導入など近代的な農業とともに、
消費者による「米クラブ」の活動や、保育園、小中学生の米づくり体験など、幅広い生産者と消費者の交流事業を始めた。
●機械施設
トラクター7台
田植機8条2台
コンバイン6条3台
汎用コンバイン1台
トラック2t 3台
フォークリフト2台
籾すり機6インチ
乾燥機70石4基
精米施設
籾乾燥貯蔵施設
育苗ハウス10棟
米倉庫
【関連会社】
(有)アグリプラス 農産物直売所【かしわで】および農家レストランを運営する法人
(有)柏みらい農場 河川敷の休耕地を農地に復活させ、米麦・野菜を経営する法人
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一般のお客様・メディア関係者・各公的機関・視察研修・栽培管理に関することなど
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米作りをめざす市民グループ
染谷さんちの米クラブ
「日本の農業」応援団!
染谷 茂
昭和60年頃から田んぼ周辺の道路が整備され、一般の車も抜け道として利用するようになった。
交通量は増え事故も多くなった。
道路脇の草刈りをしていれば、邪魔だとばかりにクラクションを鳴らされスピードも落とさずすれ違う。不安を感じながらの作業だった。
また、車から捨てられるゴミ、拾っても拾ってもなくならないゴミ・・・
ごみを捨てる車に敵意さえ感じ、空きビンを道にたたきつけて割ったり、
拾ったごみを入れた袋をいくつも道路に並べたりと抗議行動を起こすようになり、
自分の心が荒れてくるように感じた。
農家が話し合う場もあったが、それでいいのか、農家だけで悩んでも何の解決にもならない。
農業以外の人に農業の必要性、農家の抱える問題を訴え理解してもらい自分の見方を一人でも
多くすることが大切だと思った。
そんな時に「米作りの体験をさせてくれないか?」と話があった。
米作りを通じて自然の力や稲の力を感じ、ゴミ拾いをしたりドロンコになって田んぼの中から
日本の国を見わたし、農業の大切さ、農家の悩みを知ってもらいたい。
そして農家の見方になってほしいと。
そんなこんなで話がまとまり、米クラブが発足した。
農家の見方が増えることで自分の荒れた心が癒されるように感じてくる。
より多くの人に農業の理解をしてもらい、日本の農業の応援団となってくれることを願いたい。
2002年発行
「染谷さんちの米クラブ 6年の間の歩み」より