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籾殻庫にて

「ワーオ」


乾燥調整施設『ライスセンター』の籾殻庫に入った時、私の中のアルピニスト、ノボル・マウンテンさんが感嘆の声を上げました。


無理もありません。

眼前には、アルプスの頂上付近を切り取ったかの様な、美しく雄大な風景が広がっていたのです。

籾殻の山、Mt. Momigaraです。


暫し時を忘れて眺めた後、前人未到の山に向かって一歩踏み出したノボルさん。

その瞬間!ホイールローダー(Wheel Loader)が籾殻山に突っ込み、私は現実に引き戻されたのでした。



ライスセンターには籾摺りの設備があり、籾摺りの際は、大量の籾殻が発生します。

これを堆肥置場に運び、翌年の堆肥として役立てていくのです。



上の写真は、ホイールローダーでダンプに籾殻を乗せているシーン。小回りが利いて、四輪駆動。スペースが限られているこの状況でも問題ありません。

ただ、籾殻は発酵して熱を持つので、暖かい季節はとてもハードな作業だったりします。


例によって調べると、ローダー(Loader)には荷を積む機械(人)という意味があることが分かりましたが、私はこれまで道や道路などの『Road』に関連した名前かと誤認してました。


同時に、タイヤタイプのホイールローダー以外にも、キャタピラタイプの『クローラーローダー』があることを知りました。


それは兎も角、その後何度もダンプで往復し、籾殻の運搬もこれで完了です。


あっ…。籾殻の山は毎回形が違って面白いなとか、迫力あるなと思ったのは本当です。絵になる籾殻山を何度も見ました。どんな山ができるか、割と楽しみなんですけど、多分少数派ですよね。


久しく行ってないけど、山に行きたいな。


それでは、また。

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