top of page

水管理の思い出:エンジンポンプ

水管理をしていて困ることのひとつが、バルブを捻っても水圧不足で水が出ないことです。


これは毎年代かき前から起こる問題で、水管理ではとても悩ましい。


近辺のエリアでは利根川の水が供給されていて、水を運ぶ本菅の近くは大抵水は豊富に使えます。

一方で、菅の末端に近くなるほど(間の圃場でバルブを開くと)水は出にくくなります。


↑代かき前の圃場にポンプで注水の図


対策手段として、水が出ない圃場ではエンジンポンプを使い、排水路から水を汲み上げています。


↑猛暑が続くと、あっという間に乾きます



排水路に水が無い場合はこの対応もできないので雨頼みの圃場もありますが、何箇所かポンプを掛けては次に回していくことを繰り返していました。


ポンプはそこそこ重たくて、私は毎回気合を入れて運びます。片手で運ぶパワー自慢のスタッフもいますが、まあ多分、重たいハズです。


エンジンポンプの燃料はガソリンで、コストが掛かるのが難点。何とか少しでも水口からの給水や、雨で田んぼが潤えばなあと思います。


しかし利根川からの水は本日8月20日で供給終了予定なので、ここからは本当に雨頼み。

雨だと稲刈ができませんが、登熟前の稲のため、適度に降って欲しいです。


↑水待ちだったりして。直ぐに出します!


それでは、また!

閲覧数:27回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page