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乾直の防除

4月17日と18日に、乾直(かんちょく)圃場の防除を行いました。


乾直とは以前に投稿の、乾田直播(かんでんちょくは)の事で、水の張ってない乾いた田んぼに種を蒔き、これが発芽してある程度成長してから水を入れる水稲栽培です。


この乾直では、稲が発芽する前に除草剤を散布します。


発芽してから散布すると雑草だけでなく稲も枯れるので、発芽前に撒かなくてはなりません。

いつ発芽するかの予測が必要です。


乾直での稲の発芽は、種を蒔いてからの積算温度が100度と勘違いしていたのですが、50度が目安と教わり、慌てて確認。


調べると、播種日の3月27日から4月16日までの平均気温の積算温度は47度ほどでした。


そのような流れで発芽は時間の問題と分かり、急遽2日間で8町歩程の乾直圃場に薬剤を撒くことになったのです。



↑ いつものブーム  スプレーヤーで防除
↑ いつものブーム スプレーヤーで防除

↑ 乾いた田んぼに薬剤散布
↑ 乾いた田んぼに薬剤散布


私は今回初めて乾直の防除を行いましたが、作業機の移動中に給水管のパッキンを紛失してしまいました。


Oリングを代用することで対処できたのですが、今後はパッキンを外して運ぼうと思います。正直、とても焦りました。


↑ 防除選手交代
↑ 防除選手交代


2日目は先輩に代わってもらい、防除は終わり。


薬が田面にしっかり掛かっていれば、雑草は一定期間抑えられるそうです。風が吹いていたのが少し心配ですが、信じて待ちます。



↑ 発芽した稲たち
↑ 発芽した稲たち


土が固くて発芽は少し遅くなったのかも知れませんが、雨の後、多くの稲の発芽を確認しました。上の写真は4月27日に撮影したものです。


無事に育ちますように。


それでは、またの機会に!

 
 
 

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